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放送大学
山口学習センター

所長ご挨拶

 私は、放送大学山口学習センター所長として2022年4月より勤務しております。2021年3月までは運動生理・生化学を専門として山口大学に41年間在籍しておりました。

 放送大学はいつでも、どこでも学習時間や場所の制限を受けず、自分自身のライフスタイルに合わせて学習できる大学で、現在約8.5万人の幅広い年齢層の学生さんが在籍し、勉学に励んでおられます。それぞれの学習する目的は、例えばキャリアアップや生涯学習あるいは資格取得のためなど多様です。そのような多様な目的を達成するための授業形式は、BS放送やインターネットを利用した放送授業が基本となっています。加えて、学習センターでの面接授業もあり、忙しくても各自のペースに合わせて学ぶことができます。

 2020年に世界的に感染が拡大し始めた新型コロナウィルスにより全国的にほぼすべての大学でオンライン授業が実施されるようになり混乱を招きました。私も山口大学最終年度でありながら、初めてのオンライン授業ということで戸惑った経験をしました。2023年5月に感染症5類に移行したとはいえ、変異株が次々と世界各国より報告され完全に収束したわけではありません。このような状況の中、放送大学では開設当初からテレビやラジオ、さらに最近ではインターネット利用でのオンライン授業を行っており、コロナ禍で全国の教育機関で行われたオンライン教育の先駆けと言え、その多彩な放送授業はおよそ300科目にも上ります。

 このような放送授業を利用して、自宅に居ながら学べるというのも放送大学の利点のひとつではありますが、自分一人で学びを継続するのは難しい点もあると思います。そのような場合、学習センターでの面接授業や公開講座、図書室及び学習相談の活用、そして同じ学ぶ志を持った者同士での情報交換などは、学びを深化させるためにも効果的な方法と思われます。山口学習センターは、皆さんのための集い学びの場です。コロナ感染も落ち着き以前の生活が取り戻せたと思われますので、積極的にセンターを利用してください。

 教職員一同、皆さんの学ぶ目的が達成されるようしっかり支援します。

山口学習センター所長/特任教授
杉浦 崇夫

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