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放送大学
山形学習センター

所長ご挨拶

 2024年10月に山形学習センター所長に就任した山本陽史です。
 放送大学とのご縁は長く、1988年から首都圏の複数の学習センターで面接授業を担当し、山形学習センター開設後はの初代客員教員をつとめたほか、面接授業もたくさんさせていただきました。2020年3月まで2度目の客員教授でした。長く在籍している学生の皆さんの中には顔見知りの方もたくさんにらっしゃいます。
 戯作(げさく)や俳諧など、江戸時代の日本文学専攻です。高校時代に山形県出身の井上ひさしさんの直木賞受賞作「手鎖心中」を読んで、江戸にすっかり「はまった」のがきっかけです。
 山形に来てからは井上さんや庄内出身の藤沢周平さんの研究にも取り組むようになりました。山形とのご縁の深さを感じています。
 また、やはり井上ひさしさんの『ボローニャ紀行』に刺激を受け、ヨーロッパ最古、1088年(日本では平安時代)創立のボローニャ大学にこの十数年通い詰め、現地の学生や市民向けに日本の伝統文化や創造都市山形を紹介するイベントや講演活動も行っています。
 好奇心はどんどん広がり、近年は日本文化(「世間」と「社会」/日本文化の国際化)も研究範囲としています。
 教育・社会連携として新聞社と連携した「NIE」(新聞を活用した教育)、日本人のための日本語文章作成トレーニング、高校の探究学習支援なども行っています。
 本センターが楽しく知の交流のできる場となるよう努力してまいる所存です。
 どうぞよろしくお願い申し上げます。

山形学習センター所長
山本 陽史(やまもと はるふみ)

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