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放送大学
滋賀学習センター

「平安貴族の京都に対する空間認識」

おかげさまで盛況のうちに終えることができました。

どこまでが京都の内側か―。現在でもよく話題になることがあります。平安時代の貴族たちにとってはどうだったのか。当時の一級史料である貴族が書き残した日記を読むと、平安京の内外を行き来したことが多く記録されていますが、その記述を分析すると、平安京の京極とは限らない面もあったり、官位や時代の状況によって貴族同士でも異なる場合もあったりするようです。他にも、京都を示す「京」と「洛」の表現や、現在でも使用する交差点の名称なども多く記録されており、これらの分析も含めて、平安貴族の京都に対する空間認識をお話できればと思います。

第2回公開講座「平安貴族の京都に対する空間認識」

               講師 滋賀大学教育学部 准教授 安藤哲郎

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【参加された方の感想】

〇貴族の日記、説話から「洛」「京」の記載を引き出して集計したデータから展開された論が面白かったです。

〇大変興味深く面白かったです。京都の人の洛中洛外の意識の根っこを見た気がしました。

〇面白いテーマに興味を持ったのですが、本日の講演はとても有益でした。地図も研究過程にもとても感心しました。感謝!

安藤先生前スクリーン横

安藤先生アップ安藤先生を囲んで

講演の後も、平井所長、安藤先生を囲んで熱心に質疑応答が行われました。

        
講師 安藤哲郎 滋賀大学教育学部 准教授
開催日時 2021年2月28日(日曜日)◇終了しました◇
場所 滋賀学習センター(龍谷大学瀬田キャンパス4号館1階)
定員 先着50名
お申し込み方法

申込は終了しました

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