所長ご挨拶
放送大学は1981(昭和56)年に母体となる学園が設立され、1985(昭和60)年に最初の入学生を受け入れて発足しました。当時は放送授業の受信可能なエリアが関東地方にほぼ限られていたため、学生の皆さんの学びを支える学習センターも関東圏にしか置かれなかったのですが、その後徐々に拡大し、現在では都道府県を網羅する形で全国に設置されています。岡山学習センターは1995(平成7)年に最初の学生を受け入れましたので、まもなく創設30周年を迎えます。現在の校舎は2001(平成13)年に建てられましたが、それまでは、明治期に兵舎として建てられた赤レンガ造りの建物を使用していました。本学習センター主催のフォーラムや機関誌の名称に「赤レンガ」が使われているのは、かかる経緯によるものです。
放送授業を活用した通信制大学としてパイオニア的存在であった放送大学ですが、現在では様々な大学が通信制の学部・課程を設け、また2020年からのコロナ禍のせいもあって、一般の大学においてもオンラインによる授業がかなり普及しました。他方、パンデミックや戦争、あるいは環境破壊や経済失政による内外の社会不安の増大は、AIやSNSの急速な進展、浸透とも相俟って、個人の内面にも多大な変化を齎しています。そのような時代の流れにあって、本学の使命もまた新たなステージに入りつつあるように思われます。放送大学とは、年齢を問わぬ多種多様な人々がそれぞれの抱く問題意識に応じて自主的に学修カリキュラムを定め、より高度な知識と能力を獲得、涵養するために能動的な学びを積み重ねて行く場に他ならないのですが、この岡山学習センターも、皆さんの学びを様々な形で支援することができるよう、所属する教職員一同、力を尽くしたいと考えています。
学習センターの役割と利用法の詳細については、このウエブサイトや別途配付される『利用の手引き』の小冊子を御覧になっていただきたいのですが、専任教員・客員教員・非常勤講師等による多彩な分野・内容の面接授業が開講されますので、是非積極的に履修、聴講してください。各授業の具体的な内容については、放送大学本部のウエブサイトや『面接授業時間割表』に掲載されるシラバスを参照してください。また、卒業要件としてはカウントされないのですが、私を含む10名の客員教員が、月に1回程度のペースで、少人数のゼミを開講しています。参加者相互のディスカッションを重視する双方向型の授業ですので、奮って御参加いただきたいと思います。さらに、所長や客員教員が、皆さんの個別の学習相談に応ずる体制も整えています。勉学に際しての悩みや課題があれば、気軽に御相談ください。なお、県内各地の図書館・公民館等とも連携しつつ様々な講座やセミナーを各所で開催していますので、そちらの方にも足をお運びください。
本学習センターを、皆さんの学びと交流の場としてフルに活用していただくことを願っています。
放送授業を活用した通信制大学としてパイオニア的存在であった放送大学ですが、現在では様々な大学が通信制の学部・課程を設け、また2020年からのコロナ禍のせいもあって、一般の大学においてもオンラインによる授業がかなり普及しました。他方、パンデミックや戦争、あるいは環境破壊や経済失政による内外の社会不安の増大は、AIやSNSの急速な進展、浸透とも相俟って、個人の内面にも多大な変化を齎しています。そのような時代の流れにあって、本学の使命もまた新たなステージに入りつつあるように思われます。放送大学とは、年齢を問わぬ多種多様な人々がそれぞれの抱く問題意識に応じて自主的に学修カリキュラムを定め、より高度な知識と能力を獲得、涵養するために能動的な学びを積み重ねて行く場に他ならないのですが、この岡山学習センターも、皆さんの学びを様々な形で支援することができるよう、所属する教職員一同、力を尽くしたいと考えています。
学習センターの役割と利用法の詳細については、このウエブサイトや別途配付される『利用の手引き』の小冊子を御覧になっていただきたいのですが、専任教員・客員教員・非常勤講師等による多彩な分野・内容の面接授業が開講されますので、是非積極的に履修、聴講してください。各授業の具体的な内容については、放送大学本部のウエブサイトや『面接授業時間割表』に掲載されるシラバスを参照してください。また、卒業要件としてはカウントされないのですが、私を含む10名の客員教員が、月に1回程度のペースで、少人数のゼミを開講しています。参加者相互のディスカッションを重視する双方向型の授業ですので、奮って御参加いただきたいと思います。さらに、所長や客員教員が、皆さんの個別の学習相談に応ずる体制も整えています。勉学に際しての悩みや課題があれば、気軽に御相談ください。なお、県内各地の図書館・公民館等とも連携しつつ様々な講座やセミナーを各所で開催していますので、そちらの方にも足をお運びください。
本学習センターを、皆さんの学びと交流の場としてフルに活用していただくことを願っています。
岡山学習センター所長
田仲 洋己