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放送大学
三重学習センター

所長ご挨拶

所長挨拶

 2023年4月より放送大学三重学習センター長を拝命しました梅川逸人(うめかわ はやと)と申します。私は1986年4月に名古屋大学医学部に採用され、1988年4月に三重大学生物資源学研究科・生物資源学部に異動し、37年間に渡り教育・研究に従事いたしました。部局での最後の4年間は生物資源学研究科長・学部長として、その後は三重大学理事・副学長、三重大学参与・特命副学長として大学の管理運営に携わりました。これまでの経験を活かし、三重学習センターのスタッフの方々とともに、放送大学の学生さんの学習を支援していきたいと考えております。

  放送大学は千葉に本部を置き、学習センターとサテライトスペースを、全都道府県の57カ所に設置し、学生のみなさんに各種サービスを提供しています。放送大学では、一般の大学には数少ないBSテレビ・ラジオ、インターネットで学ぶ「放送授業」を基本としています。すなわち、仕事や家事で忙しい方も、自分のペースで無理なく学習することができます。特に近年は、大部分の放送授業をインターネットで配信しており、パソコン・スマートフォン等をインターネットに接続できる環境があれば、いつでもどこでも学習できるようになってきています。

 三重学習センターは、「複合型文化施設」である三重県総合文化センター内にあり、大変文化的環境に恵まれた場所に位置しています。三重学習センターには6名の客員教授がおり、学習・研究の相談に応じています。研修旅行、各種サークルなどの地域連携活動も学生のみなさんが主体となって行っています。これらの機能・活動を有効に活用して三重学習センターは、様々な要求にこたえるべく、知的生産の場を提供しています。通信教育は個人のペースでの学習が主となり、少し油断をすると、勉学への意欲を維持することが困難になることもあるかと思います。それを補う意味でも、face to faceで学友たちと一緒に学べる面接授業(スクーリング)が開講されています。全国の学習センターとのサテライトスペースで、年間3,000以上のクラスが開講されており、放送授業の科目とは別に、興味や関心に応じて、全国を旅行しながらみなさんの所属していない他の学習センター、サテライトスペースで受講することができます。ぜひ、これらのグループで活動する機会、学習相談および面接授業などを利用し、学習する意欲を常に維持・強化して楽しく有意義な学園生活を送っていただきたいと思います。

 日々発展している様々な分野に対する旺盛な好奇心をもち、基盤となる自然、社会、文化等に対しても幅広い関心をもち、基本的なレベルから最先端の知識までも習得を熱望する皆さん、社会に出られたあと、あるいは退職後さらに専門知識を吸収・発展させていきたいとお考えのみなさん、放送大学三重学習センターでみなさんとともに、学習・研究できることを期待し、凡ゆるものへの探究心を、共有できることを教職員一同願っております。さらに、社会の進歩を支えるために不可欠な知識の修得と、豊かな人生を過ごすための実践力や表現力を養いましょう。

三重学習センター所長
梅川 逸人

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