教員紹介
茨城学習センターでは、所長以下、客員教員7名の計8名の教員が勤務しています。 主な業務は、センター運営の他、学習相談、面接授業企画・立案・実施、ゼミ等を担当しています。小野寺 淳
所長 / 茨城大学名誉教授 / 学習センタ-総括 / 専門分野:人文地理学
旧城下町水戸には、現在でも多くの老舗が残ります。老舗の業態の変化を聞き取りと資史資料・地図から明らかにしていきます。江戸時代から近現代における水戸の商業や伝統工芸などの変化をたどります。ゼミの皆さんとともに、城下町水戸の再活性化を考える上での基礎データを作成し、議論しましょう。
プロフィール: 文学博士。茨城県文化財保護審議委員会ほか。
面接授業科目: 江戸時代の城下町と陣屋町(2017)、江戸時代の三大改革と茨城(2018)、茨城の農業・農村地域の特色(2019)、19世紀の民間作製地図(2020)、19世紀の民間作製地図(2021)、常陸国の近世城下町・陣屋町(2022)、江戸時代の三大改革と茨城(2023)
ゼミのテーマ: 老舗から水戸の商工業の変遷をたどる
井上 栄一
客員教授 / 茨城大学教授 / 面接授業企画・立案・実施、ゼミ、学習相談等 / 専門分野:園芸学
果実や野菜は成果物とも呼ばれ、副食性の食品として我々の健康維持に欠かせない農産物です。果実や野菜は種類が多く、その生産や利用には地域性があるため、農業活性化のみならず地域振興のためにも重要な品目となっています。ゼミでは、身近な果実や野菜の生産や利用について、あたらため調査し学習することによって知識を深めることを目的としています。
プロフィール:群馬県出身。茨城大学農学部で園芸学を教えています。茨城県特産の果実や野菜の品質向上を目指して研究しています。
面接授業科目:園芸学の基礎(2021)、園芸学の基礎2(2022)、果樹の来歴と育種(2023)
ゼミのテーマ:果実や野菜の生産や利用について考えよう
千葉 真由美
客員教授 / 茨城大学教授 / 面接授業企画・立案・実施、ゼミ、学習相談等 / 専門分野:日本史学
江戸時代の村や町の史料を読みながら、当時の社会を学んでいきます。人々の努力や意識を、史料に書かれた語句や文章から丁寧に読み解き、またそれぞれが調べた内容を持ち寄って知識を深めたいと思います。
プロフィール: 茨城大学教育学部教授。博士(学術)。研究テーマは近世の村、印と捺印、村の女性、子育てと介護など。近年は検地の実践にも取り組んでいます。
面接授業科目:江戸時代の村と人(2022)、江戸時代を学ぶ(2023)、資料で読み解く江戸時代の村(2024)
ゼミのテーマ: 近世の史料や古文書を読む
瀧澤 利行
客員教授 / 茨城大学教授 / 面接授業企画・立案・実施、ゼミ、学習相談等/ 専門分野:公衆衛生学
現代日本の医学は、世界でも最先端の進歩を遂げていますが、ここまでの発展をみるまでには、中国医学、オランダ医学、イギリス医学、ドイツ医学、そしてアメリカの医学など世界のさまざまな医療文化と医学の影響を受けてきました。ゼミでは、そんな日本の医学と医療の変遷をさまざまな角度からみていくことにします。
プロフィール: 茨城大学教育学部教授(衛生学、公衆衛生学担当)、茨城大学評議員、教育学部副学部長、茨城県高齢者プラン21策定委員会委員長
面接授業科目:健康とライフスタイル(2019)、現代社会と公衆衛生(2021)、現代社会と公衆衛生(2022)、健康の社会学と現代社会(2023)
ゼミのテーマ: 日本の医療史
羽渕 裕真
客員教授 / 茨城大学教授 / 面接授業企画・立案・実施、ゼミ、学習相談等 / 専門分野:情報工学
今やデータ・情報が世に溢れ、それらを活用する生成AIなどが取り上げられています。また、5Gがサービスインし、研究は6Gへと向かっています。それらは『ディジタル』がキーになっています。ゼミでは、新しい通信サービスを空想したり、簡単なプログラムを作成したり、話し合いながら『ディジタル』の理解を深めます。
プロフィール:茨城大学理工学研究科教授。博士(学術)。専門は情報通信工学。現在、照明通信、オンデマンド型センサネットワ-ク、高度交通システム通信などに興味をもつ。
面接授業科目:情報通信ネットワ-ク技術と社会(2019)、情報ネットワ-クの基礎(2021)、情報ネットワークの今とこれから(2022)、情報と通信ネットワ-クの神髄(2023)
ゼミのテーマ:ネットワークの基本を知ろう
前田 和子
客員教授 / 茨城キリスト教大学教授 / 面接授業企画・立案・実施、ゼミ、学習相談等 / 専門分野:在宅看護学
地域包括ケアシステムが推進されている今、従来の病者中心ではなく、人々が地域で生活・療養することを基盤に据えた看護がますます注目されています。住み慣れた地域でその人らしい暮らしを生きるために必要な介護予防や看護、さらに家族の支援についても考えていきます。
プロフィール:茨城キリスト教大学看護学部教授、博士(看護学)。研究領域は在宅看護学、看護教育。現在の研究テーマは、在宅における看護職生涯発達支援です。
面接授業科目:在宅看取りを考える(2023)、在宅看護の基礎(入門編)(2024)
ゼミのテーマ:在宅看護・介護ついて考える
水口 進
客員教授 / 前常磐大学教授 / 面接授業企画・立案・実施、ゼミ、学習相談等 /専門分野:臨床心理学
発達障害には自閉スペクトラム症、注意欠如多動症、特異的学習証が含まれます。それがわかるのが多くは幼児期です。最近は大人の発達障害が話題になっています。幼児期、児童機期、青年期、それぞれの時期における発達障害のありようについて、調べ、考え、みんなで話し合い、発達障害についての理解を深めましょう。
プロフィール:青森県弘前市出身。前常磐大学大学院人間科学研究所教授(臨床心理学)茨城県青少年健全育成委員会会長ほか。
面接授業科目:心理検査法基礎実習(2022)、臨床心理学的人間理解、心理検査法基礎実習(2023)、臨床心理学的人間理解(2024)
ゼミのテーマ:発達障害について考える
山田 一夫
客員教授 / 筑波大学人間系教授 / 面接授業企画・立案・実施、ゼミ、学習相談等 /専門分野:実験心理学
ラットを用いて、空間記憶や物体記憶と海馬グルタミン酸受容体との関係、記憶とは逆の忘却に関する研究などを行ってきました。最近では、なぜギャンブルにはまる人とはまらない人がいるのか、その違いは何なのかについて疑問を持ち、ラットでも人と同じようにギャンブル好きとそうでないラットがいることを発見しました。また、ラットを用いた共感性の研究にも興味をもって取り組んでいます。
プロフィール:筑波大学人間系教授。博士(心理学)。研究テ-マは、ラットを用いた学習・記憶の神経メカニズムの研究、統合失調症や薬物依存症、ギャンブル依存症の動物モデルなど。
面接授業科目:
ゼミのテーマ:動物行動研究から探るヒトのこころの世界