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放送大学
茨城学習センター

所長ご挨拶

 -言うは易く行うは難し-
 入学者の皆様、放送大学茨城学習センターでは皆様を心からお迎えします。在校生・新入生の皆様、面接授業・ゼミはもちろんですが、本年度のライブラリー講演会(年10 回)もご期待下さい。
 さて、新型コロナウィルスが世界中に蔓延し、経済活動や文化・スポーツ活動などに様々な影響を与えました。新型コロナウィルスの収束が見えないなか、日本ではウィズコロナという新しい生活様式へと歩み始めたようです。放送大学でも昨年度から再開された学位記授与式が 3 月 25 日に NHK ホールで開催され、多くの卒業生が旅立ちました。
 3 年以上に及ぶコロナ禍で、文部科学省・総務省所管の通信制大学である放送大学では、「心理学実験」の授業にライブ Web 授業を導入し、ハイフレックス授業を増やしたり、在宅でも解答が可能な Web 単位認定試験の導入に踏み切るなど、様々な改革に取り組んで参りました。学位取得を目指す全科履修生のほか、認定心理士、社会教育士、社会教育主事、学芸員などの資格取得、特別支援学校教諭二種免許や学校図書館司書教諭などの教員免許、看護師国家試験の受験資格を目指すなど、選科履修や科目履修を目的に応じて柔軟に学ぶことができるのが放送大学の特色です。とはいえ、社会で働きながら、孤独に打ち勝ちながら自ら学ぶ、心血を注いだ仕事に一区切りを付け、新たな学びに挑戦する方、様々です。しかし、共通することは「言うは易く行うは難し」でしょう。これを乗り越えるには、話し相手、相談相手を見つけることがコツです。彼氏・彼女、妻・夫、仕事場の同僚、そして放送大学では教員・スタッフはもちろん、ゼミ仲間、サークル仲間が加わります。本来ならば、大学らしいゼミ活動やサークル活動の紹介など、「茶話会」という先輩方や同期入学者と直接ふれあう機会があったのですが、新型コロナウィルス感染防止のため、今回も自粛せざるを得ませんでした。しかし、本誌やネットもご覧いただき、積極的にゼミやサークルに入ることで、新たな友を得ていただきたいと願います。
 最後に、これまで 2018 から 2022 年度まで客員教授を務めていただきました堀口悟先生が退任されます。心よりお礼申し上げます。本年度より在宅看護学が専門の前田和子先生を客員教授としてお迎えすることができました。よろしくお願いいたします。

   

放送大学茨城学習センター所長
小野寺 淳

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