知の交流拠点プロジェクト④スポーツ テーマ:健康維持
講演内容
健康寿命と運動
日本人の寿命は大きく伸びて男性80歳、女性86歳を越えました。一方で、寝たきりや認知症にならず、また健康上の理由で日常生活に支障がない健康寿命は男性71歳、女性74歳です。差し引けば男性で9年、女性で12年が不健康な状態で生活する平均期間となります。この時間を少しでも健康な時間に変えていくことが高齢社会の大きな課題となっているのです。 健康な時間を延ばす上で重要なのは運動の実践です。しかしどんな運動でも良いというわけではないし、ある1つの運動だけで十分ということでもありません。栄養摂取と同じで違う効果を持つものをバランス良く取り込むことが大切です。健康寿命を縮める要因であるメタボやロコモや認知症を予防・改善する運動を習慣化していきましょう。それぞれの運動の方法や注意点について解説します。最後に阿波踊り体操の実習を行います。
高齢者のためのニュースポーツ
日本の高齢者人口は平成27年度で26・7%と過去最高を示し年々増加の傾向にあります。この様な超高齢化時代に高齢者は如何にして生きがいを求め、また健康に留意するか考えなければならない大きなテーマです。健康であるために運動は大きな要素となっています。運動は体を動かすという人間の本質的な欲求と共に体力の向上や、ストレスの発散、生活習慣病の予防など、心身の両面にわたり健康の糧となっています。これ等を兼ね備えたニュースポーツは 「だれもが、いくつからでも、いつまでもできる」 レクリエーション性の高いスポーツで競うことよりも楽しむことを主です。 ニュースポーツの現状と課題及び今後の施策展開等について述べてみたいと思います。
講師 | 田中 俊夫 徳島大学大学院教授 吉岡 勲 とくしま学博士 |
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開催日時 | 9月 9日(土)13:30~17:00 (受付は13:00から) |
場所 | 徳島大学 日亜会館 2F講義室 <徳島市新蔵町2丁目24〉 *放送大学学習センター入居の建物の2F |
定員 | 50名 |
お申し込み方法 | 参加ご希望の方は、前日までにTEL、FAXまたはメールにて下記までお申込ください。 お申込の際には、お名前・お電話番号 ・参加希望のテーマ番号(複数可)をお知らせください。 放送大学 徳島学習センター ℡ 088-602-0151 FAX 088-602-0152 E-mail toku-sc@ouj.ac.jp |