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放送大学
東京多摩学習センター

所長ご挨拶

ようこそ、東京多摩学習センターへ!

放送大学にご入学された方々には心よりお祝い申し上げます。そして、学ぶことへの強い意欲を持たれて日々の学習、研究に励んでいらっしゃる在学生のみなさんには深い敬意を表します。

放送大学は、幅広い年齢層に、多様な分野の教養教育やリカレント教育の機会を提供することを目的として1983年に設置されました。今年で40周年を迎えます。令和4年度の教養学部の在学生数は1学期が81,538人、2学期が83,951人、大学院修士課程・博士課程合わせて約3,800人、合計で8万人を優に超える、さまざまなバックグラウンドを持つ方々が学んでいます。

放送大学では、放送授業や、全国各地の学習者の身近な場所における面接による授業、インターネットの利用による授業など多様な形態での学習を可能にしています。私たち東京多摩学習センターは、2002年4月、全国に50ある学習センターの50番目、つまり現時点で一番新しく創設された学習センターです。放送授業の視聴をはじめ、面接授業、客員教員によるゼミナール、学習相談など、学習者と教員とが直接対話をすることをベースとする学習機会の提供を担っています。また、サークル活動など学生同士の交流の場ともなっています。コロナ禍は一時期と比べれば落ち着いたようにも思われますが、まだまだ油断のできない状況にあります。そうした中にあって、学生のみなさんの学習、研究をサポートするべく、センターの持っているさまざまな機能とリソースをより充実させることに、教職員一同、力を尽くしたいと思います。

ユネスコの成人教育部門の責任者であったポール・ラングランが、1965年、変容する社会の中で人びとが学び続けることの必要性と重要性を「生涯教育」の用語で提起して以来、生涯にわたって学ぶことの意味が国際的に議論されてきました。変化する社会への適応という面だけではなく、学習を通して人と人とがつながること、そして、自らを見つめ直す内省的なまなざしを培うことも学びの醍醐味の一つであると思います。みなさんが、そうした多様な学びを、人と人との関わり合いの中で進められていくことを願っています。

東京多摩学習センター所長
尾崎 正峰

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