【9/9(土)公開講演会のご案内】山本純ノ介先生公開講演会「記譜変遷と自作について」【参加無料】
2023年度9月に行われます公開講演会につきまして、ご案内をいたします。【参加無料】
【講演題名】
記譜変遷と自作について
【講師】
山本純ノ介(作曲・音楽教育者)
1958年生まれ。幼少より祖父直忠に音楽の手ほどきを受ける、父は「オーケストラがやってきた」などの著者としても知られる指揮者・直純で母は「ねむの木の子守歌(上皇后陛下御作詞)」や交響曲を作曲した正美との長男として育つ。
東京藝術大学修士作品の作曲過程で、「音楽は崇高な禱りである」との理念に至り、
4つの交響曲をはじめ、室内楽、邦楽などの分野でも新しい音楽を求めて作曲。
また「二十億光年の孤独」「光葬」「パンタレイ」など重要な合唱組曲がある。
付随音楽や様々な分野とのコラボレーションも研究・制作している。
シルクロード管弦楽国際作曲コンクール優秀賞。芥川作曲賞入選。
第44回アカデミー優秀音楽賞受賞。日本作曲家協議会理事、松村賞運営委員、音絵巻代表。
現在まで創作を続ける一方で後進の指導においても長年務めてきた。東京藝術大学非常勤講師を経て千葉大学教授、
東京学芸大学連合大学院教授。
令和5年3月に千葉大学を退官し永年勤続表彰される。
令和4年千葉大学教育学部150周年記念歌を委嘱され同式典で教育学部の教員・学生を中心に発表されると同時に
千葉大学150周年記念誌に谷川俊太郎作詞・山本純ノ介作曲による「大きなこども小さな大人」として掲載されている。
(https://www.education.chiba-u.jp/150kinen/score)
現在放送大学客員教授
岩瀬龍太(クラリネット)
山本きよみ(ピアノ)
【講演内容】
音楽は一般的な方々にとっては、「鑑賞する」という受け身なことであり、その曲が「好きである」、または「きらいだ」といった感情的な要素で片付けるのではないだろうか。いわゆる「おきにいり」のコレクションである。
しかし我々創作する側は芸術・文化の様々な要素を駆使して新しいものや事柄を自作にとり込み、より「意義深い作品を」、と創作に「耽る」のである。
そこには、奇抜な発想や代々受け継がれ伝承されてきた技法、その改良など様々である。異文化や他の分野との交流などから新たな発想が芽生えたりする。
そして音楽の表現の方法をどのようにして、保存、伝承してきたか、またはしていくのか、は「楽譜」の変遷を辿る事で知ることができる。
この講義では山本純ノ介作品のいくつかを解説を交え、生の演奏でお聴きになっていただく一方で、いろいろな楽譜の変遷やありようを紹介する。
これらを知り、学ぶ事で、あたらしい音楽を聴きに行こうという意欲や、能動的に音楽に接する意欲を触発したいと思い、歌やピアノなどの演奏への興味を育みたい。また創作についても積極的に考えていただく良い機会になればと思っている。
【日時・場所】
2023年9月9日(土)14:00~15:30
千葉学習センター(対面)
※今回の公開講演会は対面のみの実施となります。
(Zoom配信はございませんのでご注意ください。)
【定員】
対面(40名)
【お申込み方法】
お申込みは下記お申込み専用フォームからお願いいたします。
お申込み専用フォーム
https://forms.gle/35dSQfgk1FkHLCB88
(インターネット環境がないなどの場合には、電話、FAXでのお申込みが可能です。お名前、電話番号、メールアドレスを千葉学習センターへご連絡ください。)
(放送大学千葉学習センター)
TEL: 043-298-4367
FAX: 043-298-4386
【チラシ・ポスター】