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放送大学
埼玉学習センター

教員紹介

所長及び13名の客員教員はそれぞれの専門分野のみならず、学習の進め方や卒業研究やレポート作成など学習全般について、更に学生生活その他、幅広い分野にわたり、相談に応じますのでお気軽にご相談ください。
     

川又 伸彦
所長

憲法学を専門としています。とくに、基本的人権をより手厚く保障するための裁判の在り方(憲法裁判)を研究しています。日本の問題を考えるにあたって、ドイツ憲法学における憲法裁判を比較考察の対象としています。現代のみならず、19 世紀や 20 世紀のドイツの憲法裁判も考察しています。放送大学では、日本とドイツの社会的、文化的違いなども視野に入れながら、憲法の話ができればと思っています。

伊藤 博明
客員教員

2022年度より客員教授を拝命いたしました。本務校の専修大学文学部では哲学と芸術学を講じています。これまで、主にルネサンスの思想と美術の関係、またバロック期のテクストとイメージの関係をテーマとして研究を行ってきました。放送大学では、「星座の文化史」の授業を担当しており、広くヨーロッパの文化的・宗教的・思想的な背景を含めて講義しています。民間のカルチャーセンターでは、占星術やタロットなどのオカルト的分野についても、歴史的観点からお話しています。どうぞ宜しくお願いいたします。

小川 秀樹
客員教員

皆さんは、地域のニュースに関心がありますか? 私は埼玉新聞社に務め、40年近くにわたり、変化し続ける埼玉の姿を見てきました。最も興味をもって見続けて来たのは、普通に暮らし、働く人たちです。人は自らの物語を作りながら生き、その物語を誰かに語り、物語の層は地域の厚みに変わっていくと感じています。学生や教職員の皆さんとの学びを通じ、日々の暮らしの中から透けて見える真理や正義、そして課題とその解決方策について、考察を深めたいと思います。皆さんの物語をたくさん聞きたいです。

神庭 純子
客員教員

看護学の中でも特に公衆衛生看護や家族看護、看護教育について専門にしています。ナイチンゲール看護論を基盤にして、地域で暮らすすべての人々の健康づくりや生活づくり、家族としての成長を支える看護のあり方について考えていこうと思います。皆さんとの語らいを通して共に学び合うことができればと願っています。

小澤 基弘
客員教員

私は絵画、特に現代絵画を専門にしています。制作者であると同時に絵画教育、美術教育に対する研究も行っています。即興的な素描表現であるドローイングを主な手立てにしています。ドローイングとはラクガキみたいなものです。誰もが描けます。皆さんも絵を描きたくなったら、いつでもご相談下さい。

田中 恭子
客員教員

アメリカでは民主党と共和党の政治的イデオロギーの対立が激化しています。その地域的な対立関係を研究し、トランプ政権の今後に注目しています。またアメリカ福祉国家の特徴的な貧困シングルマザー世帯に対する保育支援や他の福祉プログラムを、スウェーデンのケースと比較研究を行いました。人口移動や出生率などの人口データを使った計量分析が専門です。

田中 信行
客員教員

私は気象庁で、天気予報、防災気象情報の改善、学生指導、職員研修等の仕事に携わってきました。台風、竜巻、地球温暖化、エル・ニーニョなど、気象現象は多様かつ不思議の宝庫です。これらについて、知識や理解を深めていきましょう。また、気象学の基礎となる物理学についてもご相談に乗れるかと思います。授業では、現象のメカニズムの理解に主眼を置いたわかりやすい話ができればと思っています。

二宮 裕之
客員教員

教員養成や教員研修に関わる仕事をしています。主たる研究テーマは教科の学習指導で、特に算数・数学に焦点を当てています。学校で教科を学ぶことの意味や意義、学習の目的などに関する「目標論」(なぜ、何のために勉強するのか)を踏まえ、教科の内容、学習・指導の方法、評価、教師の授業力、国際教育協力、などのテーマに取り組んでいます。教科の学習や学校教育全般について、皆さんの疑問に答える/一緒に考えられるようにと思いますので、よろしくお願いいたします。

廣瀬 卓司
客員教員

高分子材料を含む有機化合物の合成と性質を調べることを専門としています。有機化合物は、衣料品、生活用品、電子機器、そして医薬品など我々の身のまわりにあふれています。そして、その性質や機能は、構造に由来する基本的性質、また他の有機化合物や無機化合物との組合せによって決まります。これまで、国立の研究所と大学に勤務し、気体を分ける高分子材料、立体的な非対称性をもつ分子、円形の液晶分子などを合成し、性質を調べてきました。放送大学では、有機化合物の構造と基本的な性質をその歴史とともにお伝えしたいと思っております。ご質問等ありましたら、ご連絡下さい。

江口 幸治
客員教員

2022年度から放送大学埼玉学習センターの客員教員となりました。私の専門は、民法学です。民法は条文数が(条文番号としては)法律の中で最も多く、1050条もあります。理由は、民法が私たちの生活に関する権利義務のほとんど総てを規定しているからです。また民法は制定されてから120年も生きている長寿の法律ですが、最近は重要な箇所の改正が相次いでおります。面談授業では現代社会の変化と民法改正について話しをしておりますが、サロンでは、残された課題について皆さんと議論することを楽しみにしております。どうぞよろしくお願い致します。

梶原 直樹
客員教員

専門は、学習心理学です。人の行動が変容するからくりを明らかにしようとする分野です。ネズミを使った実験なども行っていました。埼玉学習センターでは、心理学実験と心理検査法基礎実習の、どちらも実習をともなう授業をもっています。放送大学には、いろいろな年代の、勉強に積極的な方がたくさんいるので、授業がとても楽しいです。そのような方々と、授業以外でもかかわれるのが楽しみです。どうぞよろしくお願いいたします。

二宮 祐
客員教員

みなさん、こんにちは。(2022年度)客員准教授として着任いたしました二宮祐と申します。私は大学を卒業後、民間企業で働いていました。その後、大学院修士課程に進学して、再びビジネスの世界に戻りました。しかし、どうしても研究を続けたいという思いがあり、再度企業を辞めて大学院博士後期課程に籍を置くことになりました。こうした経歴と関係して、大学教育と社会との接続のあり方について関心をもって、教育社会学・高等教育論という分野で研究をしています。みなさんと一緒に学習、研究ができることを楽しみにしております。

濵中 眞人
客員教員

2022年度から放送大学埼玉学習センターの客員准教授に 就任します濵中眞人です。さいたま商工会議所に勤務しています。地域の中小企業の方々と接する機会が多く、実践的な中小企業のお話もできると思います。新型コロナウイルスの影響を受ける中小企業。また、国の推し進める「グリーン」や「デジタル」などの流れなど、日本企業の99%を占める中小企業を取り巻く環状は変化しています。さらに、事業承継など中小企業内部の課題もあります。そのような中小企業がどのような対応をしていくのか、一緒に学んでいきましょう。

渡辺 大輔
客員教員

専門は教育学です。その中で、ジェンダー・セクシュアリティをめぐる教育の課題について研究しています。あらゆるジェンダーやセクシュアリティの人が主体となれる学校や教育とはどのようなものなのか、学校の先生方と共に包括的性教育のカリキュラムや教材を考えたりしています。私たちの生涯にわたる人権である性の多様性が尊重される教育を考えていきましょう。

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