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放送大学
埼玉学習センター

教員紹介

所長及び14名の客員教員はそれぞれの専門分野のみならず、学習の進め方や卒業研究やレポート作成など学習全般について、更に学生生活その他、幅広い分野にわたり、相談に応じますのでお気軽にご相談ください。
     

川又 伸彦
所長

憲法学を専門としています。とくに、基本的人権をより手厚く保障するための裁判の在り方(憲法裁判)を研究しています。日本の問題を考えるにあたって、ドイツ憲法学における憲法裁判を比較考察の対象としています。現代のみならず、19 世紀や 20 世紀のドイツの憲法裁判も考察しています。放送大学では、日本とドイツの社会的、文化的違いなども視野に入れながら、憲法の話ができればと思っています。

伊藤 博明
客員教員

イタリアを中心として、ルネサンス期の思想と美術の関係、またバロック期のテクストとイメージ(図像)の関係をテーマとして、これまで研究を行ってきました。放送大学の授業においては、「星座の文化史」のように、広くヨーロッパの文化・思想・芸術を対象として講じています。民間のカルチャーセンターでは、占星術・錬金術・タロットなどのオカルト的分野についても、歴史的・理論的な観点からお話ししています。

小川 秀樹
客員教員

埼玉県庁の記者を皮切りに埼玉新聞社で報道、営業、経営に携わってきました。報道現場と企業経営の経験から、ローカルメディアの未来を考えています。無料デジタルメディアが地球を席巻する中で、有料プリントメディアは生き残れるのか。そしてローカルメディアは、地域づくりのために何に取り組むべきなのか。放送大学の学びの中から、地域への関心が高まり、地域参画する方が増えるとうれしいです。

神庭 純子
客員教員

看護学の中でも特に公衆衛生看護や家族看護、看護教育について専門にしています。ナイチンゲール看護論を基盤にして、地域で暮らすすべての人々の健康づくりや生活づくり、家族としての成長を支える看護のあり方について考えていこうと思います。皆さんとの語らいを通して共に学び合うことができればと願っています。

河村 ちひろ
客員教員

専門は社会福祉です。特に障がいのある人々の生活と福祉に関わる諸課題について学び考えてきました。精神保健福祉領域を主な対象として、病気や障がいを経験している人々の視点からみた支援や施策のあり方をさぐる研究を続けています。現代のしくみに至る過程を振り返りながら、生活者、つまりは私たち一人一人の視点で社会保障・社会福祉のあり方を考える時間を学生の皆さんと共有するのを楽しみにしています。

小澤 基弘
客員教員

私は絵画、特に現代絵画を専門にしています。制作者であると同時に絵画教育、美術教育に対する研究も行っています。即興的な素描表現であるドローイングを主な手立てにしています。ドローイングとはラクガキみたいなものです。誰もが描けます。皆さんも絵を描きたくなったら、いつでもご相談下さい。

島村 徹也
客員教員

情報工学を専門としております。AIを用いた、音声や画像や通信システムなどへの応用を研究していますが、元々は「信号」を如何に巧みに処理するかという、信号処理アルゴリズムの理論家でした。工学、理学にまたがる数学や技術系の話ができると思います。マルチメディアと呼ばれる分野のコアには、かなり共通した考え方がありますが、これらをわかりやすくお伝えできればと思います。お気軽に相談にいらしてください。

田中 信行
客員教員

私は気象庁で、天気予報、防災気象情報の改善、学生指導、職員研修等の仕事に携わってきました。台風、竜巻、地球温暖化、エル・ニーニョなど、気象現象は多様かつ不思議の宝庫です。これらについて、知識や理解を深めていきましょう。また、気象学の基礎となる物理学についてもご相談に乗れるかと思います。授業では、現象のメカニズムの理解に主眼を置いたわかりやすい話ができればと思っています。

二宮 裕之
客員教員

小・中・高校の教員養成や教員研修に関わる仕事をしています。主たる研究テーマは教科の学習指導で、特に算数・数学に焦点を当てています。学校で教科を学ぶことの意味や意義、学習の目的などに関する「目標論」(なぜ、何のために勉強するのか)を踏まえ、教科の内容、学習・指導の方法、更にはその評価について研究しています。また、算数・数学の学習内容、教師の指導力向上・授業改善、家庭学習、国際教育協力などにも取り組んでいます。

廣瀬 卓司
客員教員

高分子材料を含む有機化合物の合成と性質を調べることを専門としていました。有機化合物は、衣料品、生活用品、電子機器、そして医薬品など我々の身のまわりにあふれています。そして、その性質や機能は、構造に由来する基本的性質、また他の有機化合物や無機化合物との組合せによって決まります。これまで、国立の研究所と大学に勤務し、気体を分ける高分子材料、立体的な非対称性をもつ分子、円形の液晶分子などを合成し、性質を調べてきました。放送大学では、有機化合物の構造と基本的な性質をその歴史とともにお伝えしたいと思っております。ご質問等ありましたら、ご連絡下さい。

江口 幸治
客員教員

専門は、私たちの生活に関する権利義務を定める民法です。民法は、制定後120年を過ぎた今も現役の法律ですが、さすがに最近は改正されることが増えました、特に債権法や家族法の改正は、今までにない大幅はものです。民法の改正が、私たちの生活にどのような変化をもたらすのか、様々な事例を検討しながら、みなさんと考えて行きたいと思います。

梶原 直樹
客員教員

専門は、学習心理学です。人の行動が変容するからくりを明らかにしようとする分野です。ネズミを使った実験なども行っていました。埼玉学習センターでは、心理学実験と心理検査法基礎実習の、どちらも実習をともなう授業をもっています。放送大学には、いろいろな年代の、勉強に積極的な方がたくさんいるので、授業がとても楽しいです。そのような方々と、授業以外でもかかわれるのが楽しみです。どうぞよろしくお願いいたします。

二宮 祐
客員教員

戦後日本の大学政策、現代の大学教育のあり方、若者の学習と働き方の関係について研究しています。大学について深く考えてみたい、若者のキャリアや職業観についてもっとよく知りたいなどの相談に応じます。また、大学や若者に関することだけではなく、教育と社会の関係全般に関して学生自らが問いを設定して考察するためのお手伝いをいたします。大学とは何か、若者とは何か、一緒に考えてみましょう。

濵中 眞人
客員教員

日本の企業の99%以上が「多様性」を特長のひとつにした中小企業です。長年にわたり中小企業の経営支援に携わっている経験から、事業環境の変化を受ける中小企業、「理論」と「実践」を交えた講義を通じて、学生さんとの意見交換も大切にしながら、「中小企業に興味を持つ学生」が増えてくれることを目指した講義にしたいと思います。また、今後中小企業の経営に必要となる可能性がある「社会性」にも踏み込んでいただければと考えています。

渡辺 大輔
客員教員

専門は教育学です。その中で、ジェンダー・セクシュアリティをめぐる教育の課題について研究しています。あらゆるジェンダーやセクシュアリティの人が主体となれる学校や教育とはどのようなものなのか、学校の先生方と共に包括的性教育のカリキュラムや教材を考えたりしています。私たちの生涯にわたる人権である性の多様性が尊重される教育を考えていきましょう。

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