弥生時代の社会と文化(5/31-6/1開講)
◆ 弥生時代の社会と文化 ◆
講師:藤田 三郎 先生(同志社大学・非常勤講師)
開講日:令和7年5月31日・6月1日
【授業内容】
弥生時代は、大陸から稲作技術とそれに伴う習俗がもたらされて、縄文時代と異なる農耕社会が形成された時代です。そして、この時代の社会や文化は、現在の私たちの社会の基層をなしています。この弥生時代がどのようにして古墳時代へと移行していったのか、大和地域の遺跡から考えてみます。特にこの奈良には弥生時代最大級の集落である唐古・鍵遺跡があり、現地を訪問することで、理解をさらに深めることを目指します。
6月1日(日)は、田原本町の唐古・鍵遺跡史跡公園と考古学ミュージアムでの臨地学習を行いました。2,000年前の弥生時代、日本屈指の大規模な環濠集落であった唐古・鍵の遺物や再現された田園風景を観察し、当時の人々の耕作や生活の様子を学ぶことができました。