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放送大学
広島学習センター・福山サテライトスペース

広島学習センター公開講演会
【今あらためて「平和」を考える】(後援:広島市)
終了しました。

放送大学広島学習センターは11月1日(土)に公開講演会

「今あらためて『平和』を考える」(後援 広島市)を開催しました。
講師には、広島赤十字・原爆病院院長の古川 善也先生と広島大学平和センター教授の川野 徳幸先生をお招きしました。


openC_web.png古川先生のご講演は「広島赤十字・原爆病院の原爆救護―被爆直後とその後の対応について-」という題目で、被爆直後から現在までの貴重な写真(記録絵)や資料を含めての被爆者医療が紹介され、現在も苦しんでいる被爆者の方を支え、寄り添い、原爆医療の実相を伝え、後世に残し、二度とこのような被害者を出さないようにすることが大事であるという思いが述べられました。

川野先生のご講演は「原爆後障害の概要、そして残された課題:『いのち』、『こころ』、『くらし』の視点から」という題目で、被爆後80年間に生じた後障害の健康後遺症(いのち)、被爆の記憶や健康不安(こころ)、社会的差別(くらし)等について各種データや被爆者調査の結果をもとに説明されました。また原爆被害と他の戦争被害との関係をどのように捉えるべきか、「核抑止力」にどう対峙していくのか、これから被爆者を失った後の「ヒロシマ」のあり方などの課題が述べられました。

参加者は学内外からの約50名で、講演後に活発な質疑が行われました。


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講師 第1部 古川 善也先生
(広島赤十字・原爆病院院長)   
第2部 川野 徳幸先生
(広島大学理事補佐(平和担当)・平和センター教授)
開催日時 2025年11月1日(土)時間:13時30分~16時20分           第1部:13時35分~14時45分 第2部:14時55分~16時05分
場所 放送大学広島学習センター 大講義室(3階)
広島市中区東千田町1-1-89(広島大学東千田キャンパス内)
※広島大学東千田キャンパスの駐車場は有料です。公共交通機関をご利用ください。
定員 50名
参考資料

20251101Public lecture_PDF.png

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