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放送大学
愛知学習センター

所長ご挨拶

2023年4月1日付で愛知学習センター所長を拝命いたしました。

放送大学は英語ではOpen University、文字通り「開かれた大学」です。すべての人に開かれた大学として、放送とインターネットを通じて誰でもどこでも視聴できる授業を提供しています。しかし、「開かれている」というのはそれだけに止まるものではないと思います。何が私たちに「開かれている」のかを問えば、学問や知識や技術がそうであるだけでなく、学びの場そのものが誰からも接近可能であるべきだからです。つまり、求める学問や知識や技術を教授してくれる人に会える、志を同じくして共に学ぶ人々に会える、学ぶ目的は違えども互いに刺激しあえる多様な人々に会える、そのような場が開かれていなければなりません。放送大学が全国に学習センターを設置しているのは、そのような学びの場を提供するためであるといえます。

その意味では、放送大学の学習センターは他の大学に抜きん出て多様な人々の集う場となっています。年齢構成や職業もそうですが、入学の目的も様々です。教養を磨こうとする人、必要なスキルを習得したい人、資格が必要な人、学位を目指す人、ただ学ぶことが好きな人まで、学びたいあるいは学ぶ必要があるという一点で集まった人たちがいるはずです。愛知学習センターでは、放送大学の他大学にない多様性を生かし、豊かな学びの場を提供できるよう努めて参ります。もちろんそれだけでなく、学生の皆さん一人ひとりの勉学のサポートもミッションです。現在、愛知学習センターには、約3000名の学部生(全科履修生、選科履修生、科目履修生、特別聴講学生)と約150名の大学院生(修士全科性、修士選科生、修士科目性、博士全科生、特別聴講学生)の方々が所属されています。同じ年度に入学した同期生で構成するクラス会が組織されていて、情報交換や交流の場となっています。また、所属生と卒業・修了生有志のネットワーキングを提供する学友同窓会も活動しています。学生によるサークル活動も10あります。さらに、公開講演会を開催して所属生のみならず地域の方々にも、この学びの場を共有していただける機会としています。

愛知学習センターは、名古屋駅から徒歩圏内ですが、豊かな緑と産業文化の香り溢れるノリタケの森に隣接するBIZrium名古屋(イオンモールNagoya Noritake Garden5上階)にあります。一人でも多くの自由な学びを求める皆様と、愛知学習センターでお会いできることを心待ちにしています。

愛知学習センター所長
根本 二郎

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