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放送大学
山梨学習センター

所長ご挨拶

学びへの誘い

ー いつでも、どこでも、だれでも、そして何度でも ー

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 山梨学習センターは、県都甲府の玄関口であるJR甲府駅から、桜並木を北に向かって徒歩15分の山梨大学甲府キャンパス内にあります。すぐ上には武田信玄公の館跡だった武田神社、周囲には家臣たちの屋敷跡などがあり、歴史を感じさせる静かな文教地区です。

 放送大学は、いつでも、どこでも、だれでも、学ぶ意欲を持ったすべての人々に開かれた(オープンな)大学です。英語では The Open University of Japan といいます。山梨学習センターでは2021年11月現在、様々なバックグラウンドを持った550名余の学生が、BSテレビ・ラジオ、インターネットやDVDなど、情報通信メディアを活用して学んでいます。センター内には、視聴覚機材の備わった講義室や、パソコンやインターネット環境の整った視聴学習・図書室、実習室、学生交流スペースなどがあり、学生は面接授業や公開講座、単位認定試験などを受け、サークル活動にも参加しています。

 山梨学習センターの面接授業には、山梨ならではのユニークなものがあります。日本では珍しいワイン科学研究センターの教員による「ワインの基礎知識」、キャンパスからも臨める富士山の地下水をテーマにした「富士山―火山と水」、特産品であった天然水晶に端を発する「クリスタル科学」など、特色ある授業を開講しています。令和3年には、節目の年ということで「武田三代―武田信玄生誕500年の今―」という特別講演会も開催しました。
 
 一般に放送大学の学生は、一人自宅で学んでいる場合が多いと思います。しかし、これだけで学びが完結するわけではありません。学習センターでの教員との語らいや仲間との交流で、よりいっそう広く深く学ぶことができるのです。面接授業やゼミ、学習相談、サークル活動など、実際に他者と時間や空間を共有することで得られることはたくさんあります。通信を介した普段の学びと、学習センターでの学びや活動は、放送大学における車の両輪といえるでしょう。

 山梨学習センターは、学生のみなさんの学修活動を支援し、いろいろな相談事に対応するための拠点でもあります。私たち教職員一同は、つねに学修者の視点に立ち、みなさんの放送大学での学修と生活が楽しく有意義なものであるようにと心掛けています。放送大学に入学されたみなさんが、本学での学びを通して生涯にわたる豊かな実りを得ることを願ってやみません。

 

山梨学習センター所長
村松 俊夫

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