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放送大学
栃木学習センター

丸茂博先生「歴史史料を紐解く」

歴史史料を紐解く
講 師 丸茂 博(まるも ひろし) [専門分野/日本近代史]

歴史の教科書や概説書、専門書などはいずれも古文書や古記録をはじめ、過去の事象を記録した様々な形態の史料をもとに叙述されていますが、一般的にその基礎となる史料自体を直接読む機会はほとんどありません。しかし史料を見ていると意外なことに気づくことも多く、崩し字の難しさなどの故に史料を遠ざけてしまうのは勿体ないことでもあります。この講座を通して史料に親しみ関心を高め、そしてそれをもとに歴史を考えていくことの楽しさを感じていただければと思っています。取り上げる史料は、明治時代の軍人乃木希典とその縁の人が交わした書簡類です。そこには、本県の県議会議長を務め、衆議院議員にも選出された横堀三子の書簡も含まれています。講座では特に、乃木の死の直前の書簡を通して乃木と彼をめぐる人たちとの数奇なかかわりをたどっていきます。崩し字が読めなくても大丈夫なので、興味ある方はぜひご参加ください。

日 時

2月16日(日)13:30~16:30           

定 員 10名
会 場 演習室Ⅰ
持ち物 なし

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