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放送大学
栃木学習センター

所長ご挨拶

 栃木学習センターは、宇都宮大学峰キャンパスの宇都宮大学附属図書館に併設されています。峰キャンパスは、昔、宇都宮高等農林学校があった場所にあり、当時から植えられていた多くの種類の樹木が残っていて、あたかも樹木園のようになっています。また、キャンパス内からは45 kmかなたの日光連山を望むことができ、散策するにはよいところです。

 栃木県の学習センターは1995年に開設されました。現在使用している建物は、2002年に宇都宮大学附属図書館の増築と合わせて合築棟として作られたものです。当初から学習センターとして設計されているため、たいへん使いやすくできています。また、放送大学の学生は登録すれば宇都宮大学図書館も利用できますので、勉強するには便利な環境です。

 このように栃木学習センターは、周りの環境もよく、建物も快適なのですが、1つ難点をあげると、最寄のJR宇都宮駅から直線距離で1.6 kmも離れていることです。歩くと30分ほどかかってしまいます。バスの便は比較的良いのですが、なかなか時刻表通りにバスが来ないこともあります。お越しの際は時間に余裕を見ておいでください。

 放送大学は放送授業やオンライン授業が基本なので、通常学生の皆さんはキャンパスに通う必要がありません。しかし、学習を進めるうえで様々なサポートが必要になることがあるでしょう。そのような場合に学生の皆さんのお手伝いをさせていただくのが学習センターです。学習資料の閲覧や面接授業,学習相談なども行っていますので、有効に活用してください。

 面接授業の立案・実施は学習センターの主な仕事の一つです。栃木学習センターでは、面接授業の計画を8名の客員教員と所長が立てています。面接授業の意義が最もはっきりするのは、体験的な要素を持つ授業です。栃木学習センターでは、いくつもの体験的な授業を実施してきました。中でも、日光戦場ヶ原で行う面接授業は、宇都宮大学の樹木の専門家と野生動物の専門家に交互に講師を引き受けていただき、栃木学習センターの名物授業となっています。

 栃木学習センターでは、面接授業を、ほとんど、土曜・日曜の連続開講で実施してきました。しかし、仕事の関係や、家庭の事情で、この日程では受講できない、という御意見もあります。また、2日間連続の4コマの授業というのは講師にも学生にもつらい時間割で、学んだものを途中で熟成させる時間がありません。そこで、担当講師の日程が合致する場合は、土曜と翌週土曜の開講や、連続する4週の平日開講も少しだけ取り入れています。受講生のアンケートを見ながら、しばらく試行錯誤が続くことになるでしょう。

 栃木学習センターには、7名の親切で有能な事務スタッフがいます。学習を進めるうえで、困ったこと、分からないことがあったら、まず、事務スタッフに相談してください。

 また、放送大学の学生となることに興味をお持ちの方は、ぜひ、見学にお越しください。いつでも歓迎します。(月曜日や祝日は閉所日ですので、ご注意ください。)

栃木学習センター所長
伊東 明彦

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