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栃木学習センター

2022年度第2学期卒業生からお寄せいただいたアドバイスやメッセージ

          

在学生や入学を検討されている方々へ、2022年度第2学期卒業生から、アドバイスやメッセージをお寄せいただきました(かな順)。
「とちの実7月号(No.129)」にも掲載いたします。

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「自然と環境コース」卒業を迎えて 稲葉 晃 様 (自然と環境コース卒業) 

 私はコロナ禍前に「社会と産業コース」を卒業しました。コロナになってからは「情報コース」を卒業、今回は「自然と環境コース」を卒業することになりました。
 私は動物を扱うアルバイトをさせていただいておりますが、動物に関する科目も選択しました。そこで、学んだのはウマの原種はユーラシアに広く分布していた、野馬「モウコウノウマ」とされ、家畜化を示す最も古い証拠は南ウクライナのドニエプル川右岸にある約5500年前の新石器時代遺跡で得られている。(抜粋)とのことです。動物は子孫を残すために行動をしている。ミツバチは花蜜、花粉のある場所の距離、方向を覚えていて、仲間にダンスをして教えるとのことです。動物の体には電流が流れているとのこと等です。
 興味、関心のある科目を選択して、コツコツ単位を取得するのも良いと思います。 

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「追い込まれた」 恩田 烈彦 様 (情報学プログラム修了)

 入学のとき「思い切り悩んでください」とのアドバイスもあったが、実際、ギリギリのところまで追い込まれた。10 月のゼミで、収集したデータを発表し、構造化されたものではないが、それを論理的に構築して記述するように指導された。最終的には、出来るだけ削るようにとのことだった。
 振り返れば、リサーチクエスチョンということが、なかなか理解できなかった。先行研究、データの収集と分析、倫理審査の要不要、最終的な題名の確定など、論文の良し悪しを左右する、大切なものであることがわかった。やはり、本を読むだけでは理解できない。また、論文の作法に関しても、最新の流儀など、正に以心伝心、直接指導ならではの醍醐味を感じた。
 修士課程での学びを、今後自らの仕事に活かしていきたい。しばらくゆっくりするつもりであったが、科目案内が来ると、やはり意欲が湧いてくる。今後も学部生、修士選科生として、生涯学習を続けていく所存である。

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「ずっと大学生」 加藤 栄一 様 (人間と文化コース卒業) 
 
 放送大学は、若い人がリカレント教育で資格や免許を取るためのものと思っていたので、入学を躊躇していました。今は入学して卒業出来て本当に良かったと思います。
 2019年に新型コロナウイルス感染症が発生、世界に蔓延しました。放送大学は、面接授業が減少し、WEB受験方式に変更になりました。しかし通信教育は感染症に強いと思います。そして自分の方法、ペースで学習できることが放送大学の魅力だと思います。これから、もっと学びたい大人たちが増えることを希望します。
 放送大学の先生方、面接授業の先生方、本部職員の皆様方、栃木学習センター職員の皆様方大変お世話になりました。深く感謝申し上げます。今後も継続して学習していきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

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「最近思うこと」 瀧澤 明夫 様 (生活と福祉コース卒業)

 今回で3度目の卒業になります。コロナウイルスの影響で、たいぶシステムも変わりましたが、以前は談話室で、昼休みに友達と雑談をすることが、一つの楽しみでした。そこに新しい友達も加わり、いかにしたら合格点を取得することができるか、傾向と対策ではありませんが、過去の問題を解いてみる。同じ教授であれば、似かよった問題が、出題されると思います。
 いやになることも、たびたびありますが、あせらず、あわてず、あきらめず、そんな事を考えながら勉強いたしました。

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「放送大学での18年」 舘野 治信 様 (情報コース卒業)

 2005年に入学して18年、6コースを修了し、一つの節目を迎えました。うれしさよりも寂しさを感じています。
 定年退職を機に入学し、非常勤の仕事、大学院生、地域活動などと並行して学びを楽しんできました。この間、多くの方々にお世話になりました。栃木学習センターのセンター長と職員の皆さま、天川ゼミで長くご指導いただいた故天川晃名誉教授、交遊いただいた学友の方々、皆さまに心から感謝申し上げます。ありがとうございました。
 毎日が日曜日の生活の中で、柱は放送大学での学びでした。知の世界は広く、また深く、入り口で右往左往しただけでした。今後は選科履修生として、放送大学のお世話になります。
 在学生、新入学生の皆さま、放送大学の良さを活かして、勉学に勤しんでください。放送大学は、何よりもマイペースで学べる良さがあります。さらには先生、教材が素晴らしいと思います。学友との交遊、面接授業、卒業研究、学習センターのサークル活動などの機会、場を活用し、人と人のふれあいを大切にし、学生生活を楽しんでください。

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「ライフ・ワークを見つけました」 福田 一夫 様 (心理と教育コース卒業) 

 私は大変おめでたいことに、ライフ・ワークに出会うことができました。皆さんも早くライフ・ワークに出会われることをお勧めいたします。自分の好きなことだから夢中になれる・一生続けられる。生涯を通して探求する価値ある何かに打ち込めることは、人間として最高のよろこびの一つであると思います。放送大学の学生は、何らかの目的があって自らの意思で入学しておられるわけで、教養学部の特徴である幅広い教養と特定分野の深い勉学とを組み合わせた独自の学問体系を身に着けられます。是非とも卒業研究に取り組まれることもお勧めいたします。若い人たちは、人生の先輩から学び、中高年の人たちは若い人たちから元気をもらい、互いに励ましあって学生生活をおう歌していただきたいと思います。その為にも学習センターを活用いたしましょう。

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「学べる幸せ」 北條 町子 様 (人文学プログラム修了)

 私の放送大学での学びは、在職中に教養学部全科履修生として「社会と産業」を専攻したことに始まります。当時携わっていた仕事を充足させるため、国際経営、経済、企業統治、マーケティング、コミュニケーションなど経営全般について体系的に学びたいという思いからスタートしました。学習内容は仕事に直結しており、業務遂行能力を育むと同時に、仕事の価値を考える上でも有意義なものでした。
 2021年、修士全科生として人文学プログラムに入学しました。素晴らしい教授陣と切磋琢磨しあえる学友にも恵まれ、若い頃より興味を持っていた古典文学の研究に励むことができ、充実した二年間でした。修士過程のプログラムは高く幅広い視点を提供し、今後の研究、生き方に道を広げてくれました。本年度は、哲学についての理解を深めるため、選科履修生として学びます。学ぶことの醍醐味を味わいつつ、道を究めていければ幸いです。

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「学びは若いうちに」 湯澤 静子 様 (心理と教育コース卒業) 

 70才で入学し75才で学士の卒業証書をいただき目標達成しました。3人の子供達が大学を卒業したので今度は、自分が勉強したいと思ったが事情があってこの年齢になってしまいました。入学して最初の試験と最後の卒業に向けての試験は、とても緊張しましたが合格でこれまでになく感動し嬉しかったです。青春時代にとても悩んだ心のことが知りたくて心理学を選択しました。とても奥深くてたくさんの事を学ぶことが出来嬉しかったです。今後の人生の中で何かに遭遇した折には参考にしたいと思います。面接授業では、この年齢でも学生になった気分になり新鮮でワクワクして楽しかった。もっと若い時期にこんな環境があったならと思いました。いつでも勉強は出来ると言われてますが、自分の反省もあって目標達成するには、出来れば若いうちに積極的に挑戦することをお勧めしたいです。

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