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東京文京学習センター

【退任記念講演会のお知らせ】令和6年3月2日(土)河村哲也先生、小林雅之先生、細谷浩史先生

          

放送大学東京文京学習センターでは、河村哲也先生(放送大学客員教授・お茶の水大学名誉教授)、小林雅之先生(放送大学客員教授・桜美林大学教授)、細谷浩史先生(放送大学客員教授・神奈川大学特任教授)の退任記念講演会をオンライン配信方式で開催いたします。参加費は無料です。下記の『申込フォーム』にてお申し込みください。多くの皆様のご参加を心よりお待ちしております。なお、本講演会はテレビ会議システム Zoom を用いて行いますので、PC、スマホなどのインターネット環境が必要です。

参加ご希望の方は、以下のリンク (URL) から2月28日までにお申し込みください。お申し込みいただいた方々に、開催前日までに、お知らせいただいたメールアドレスに、参加に必要な「招待URL」お知らせします。

日時: 2024年3月2日(土)10:30〜16:40 
 接続開始 10:00
 講演時間 10:30~16:40

河村 哲也 先生  10:30~12:00
小林 雅之 先生  13:30~15:00
細谷 浩史 先生  15:10~16:40

申し込みフォーム:https://forms.gle/N3wSuoEa1bZ5LJiv6

定員:300名
(定員に達した場合、期限前でも締め切ります)

客員教員の先生方についてはこちらで紹介しています。

■ 日時: 2024年3月2日(土)10:30〜12:00

■ 講師: 河村 哲也 (放送大学客員教授・お茶の水大学名誉教授)

■ 題目: 45年間の教員生活を振り返って

■ 概要: 私は大学院生の頃2年ほど行っていた非常勤講師の期間と放送大学の4年半の客員教員の期間を含めると45年間教員生活を送ってきたことになります。専門は流体現象の数値シミュレーションですが、文系の方にそのような研究の話ばかりをしても退屈かと思います。そこで、この機会に45年間の教員生活を振り返ってみたいと思います。大学教員は、昔は教育と研究をおこなっていればよかったのですが、最近はそれだけではなく社会に対する貢献や組織の一員としての仕事も求められます。そこで自分が過去に行ってきた研究、教育、社会貢献、大学運営などを、エピソードを交えてお話しいたします。放送大学のみなさんに対し、少しでも今後の参考になればと思います。

■ 日時: 2024年3月2日(土)13:30〜15:00

■ 講師: 小林 雅之 (放送大学客員教授・桜美林大学教授)

■ 題目: いわゆる『高等教育の無償化』について

■ 概要: 長い間、日本は、学生への経済的支援が最も不十分な国でした。授業料は高いが、奨学金は貸与(ローン)のみで、授業料減免や給付型奨学金に乏しかったのです。しかし、この状況は2017年度から大きく動き出しました。初めて日本学生支援機構の給付型奨学金が創設されました。さらに、2020年には修学支援新制度によって大きく拡充されたのです。しかし、「高等教育の無償化」と呼ばれる、この制度には多くの大きな問題があります。制度はさらに拡充され複雑化し、わかりにくくなっています。教育費の負担をどのように考えるかをカギとして、こうした問題を考えていきます。

■ 日時: 2024年3月2日(土)15:10〜16:40

■ 講師: 細谷 浩史 (放送大学客員教授・神奈川大学特任教授)

■ 題目: 生物学を学ぶ、ことの意味

■ 概要: 私の専門は生物学、生き物多しといえども世界中の池や沼に生息している「ミドリゾウリムシ」という原生生物が研究対象です。ミドリゾウリムシと言うと、多くの皆様が「あ、あのミドリムシね」と仰り、いえ、「草履」が付きます、と反射的にお答えして30年....。ところで、生物学を学ぶ事にどのような意味があるのでしょう?大学で「生物学」を受講しにくる生物系以外の学生さんからよく尋ねられます。そこで、生物学を学ぶと人生が豊かになるよ、と講義の初回に自信を持って力説し始めて20年が.....。......長くなりそうですのでこの続きは3月2日に!

2024年2月15日
放送大学東京文京学習センター

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