伊藤ゼミ ： 定家卿百番自歌合を学ぶ
| 種別： | ゼミ（WEB) |
|---|---|
| 講師： |
伊藤 伸江 |
| 開催日時： | 2022年5月6日 (金) ～2022年7月8日 (金) 13：30～15：00 |
| 定員： | 20名 |
| 備考： |
定家卿百番自歌合(ていかきょうひゃくばんじかあわせ)は、古典和歌を代表する大歌人、藤原定家(1162〜1241)が、自らの歌の中から二百首を選び、それを百(ひゃく)番(ばん)の歌合(うたあわせ)という形式に仕立てたものです。二十歳の時の「初学百首(しょがくひゃくしゅ)」から、七十一歳の時の「関白左大臣家百首(かんぱくさだいじんけひゃくしゅ)」に至る詠歌から、えりすぐりの歌が集められています。百人一首同様、恋歌が多く、定家の嗜好や詠みぶりが非常によく現れており、定家の詠歌の様子が詳しく分かる和歌資料と言えるでしょう。 本年度は、『定家卿百番自歌合』の歌を通して、こうした定家の和歌の変化の様相を見、和歌の基本知識を学ぶことを主眼とします。定家の歌は、実に優れた歌ですので、楽しみつつ学ぶことができようかと思います。 毎回プリントを使用し講義をしますので、テキストは必要ありません。テキストは、zoomの招待メールに添付、もしくは、ゼミ開講中にチャットで送信する予定です。 |
