日本文学ことはじめ(近代文学と古典文学とのかかわりを知る)
『竹取物語』『源氏物語』『平家物語』のような古典の代表作品を読もうと思いながら、ハードルの高さに挫折した経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。このセミナーでは近代文学作品のなかで古典文学がどのように受け入れられ、そして作品に活かされていったのかを見ていくことで、近代文学と古典文学の両方を理解してみたいと思います。今回は『源氏物語』と『平家物語』が、芥川龍之介、菊池寛、谷崎潤一郎などの近代文学の諸作家のなかでどのように受容されていったのかを見ていきます。