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放送大学
北海道学習センター・旭川サテライトスペース

所長ご挨拶

 放送大学は1983年の設置以来、多くの教育用コンテンツを着実に製作し続け、またICTの活用にもいち早く着手し、「開かれた」通信大学として教育の充実に取り組んできました。カリキュラムの柱である放送授業では、現在約300科目もの質の高い多様な授業が展開されていますが、それに加えて各地域に設置されている学習センターでは教員から直接教育を受ける対面での「面接授業」も提供されています。
  放送大学の学習環境は、メディアという観点からみて極めて先進的です。放送授業では紙媒体のテキストに加えてBSテレビ・ラジオやインターネットを通じて放送・配信される教育コンテンツがあり、さらに面接授業という対面の場も用意されています。このメディア環境のハイブリディティは、放送大学における教育のユニークで魅力的な特徴のひとつです。
 また放送大学には、他の日本の大学にはないもうひとつの重要な特徴があります。それは、履修生の年代の多様性です。日本の大学で学んでいるのは、殆どが高校を卒業してすぐに、あるいは程なく入学した学生が殆どです。放送大学の履修生は40歳代、50歳代を中心に幅広い年代に分布しており、中には90歳を越える方もおられます。これと関連して、社会人学生の就いている職業・職種が多様なことも他にはない特色です。
 異なる年齢や様々ななりわいの仲間とともに、同じ場と時間を共有しながら学ぶ環境は、人間関係が希薄化する現代社会においてとても貴重です。北海道学習センターと旭川サテライトスペースでは、あわせて13名の客員教員が皆さまの学習をサポートします。教職員一同、本学習センターおよびサテライトスペースが、皆さまにとって豊かで多様性に満ちた出会いと交流の場になることを心より願っております。

北海道学習センター所長
山田 義裕

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